世界旅行の入り口で
旅は自分探し
”ピーンポーン”
搭乗の合図を促すチャイムが響く。
空港の天井が高いためか、その独特な距離感が”その場ならでは”を伝えてくれる。
搭乗に必要な全てのチェックを済ませ、ショルダーバック一つの身軽な姿になった。
荷物が手を離れ、気持ちも軽くなる。
心地よい時間帯。
コロナ明けの初めての海外旅行。
思い切って無糖のコーヒーをオーダーする。
ドリップの香りがこの旅全てを記録するがごとく、鼻孔に吸い込まれていく。
大きな窓の向こうを眺める。
準備を済ませた旅客機が次々と飛び立っていく。
旅をすることでこれまでの自分を振り返っている気がしていた。
別の世界に赴くことで、自分の執着をいったん手放すのだ。
自分と日常の手綱を離すことで、これまで信じて疑わなかった当たり前を客観視してみる。
今回の旅で何が見えてくるのか。
これまでの時間の何が課題だったのか。
集大成とも言える旅路私にはなくてはならないピリオドである。
いつしかコーヒーの香りも”現在”の一部となっていた。
変化点を作らないと、日常に気づかない。
変化点もやがて日常の一部になる。
新しいチャプターへの扉は、いつもここにある。
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フライパン
このブログは、写真から想起される物語を作っています。
筆者がその物語から気づくことを添えています。
ゆくゆくは、物語にまつわるアイテムの広告を載せたいと思っています。
では、ご覧ください。
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生きること
それは食べること。
お母さんの料理の音
食卓を囲む
「今日テストがあるんだ」
「帰りにあれ買ってきてよ」
たわいもないが、話しかける人がいること
「ごちそうさま!」
「ちゃんと片付けなさい!」
日常の心地よさがある。
食べること
あっつあつのフライパンにバターを投げ入れた。ジュッ!!ジュワー!!
立ち込めるこおばしい香り!
ふっくら混ぜた生地を流し入れると、勢いよく焼け上がっていく。
「ホイッと!」
少し濃いめの焼き色に、もうすぐにでも食べたい!と強く思う。
お皿に出して、シナモンを振る!
鼻孔に異国がパぁっと広がる!
乱雑に切ったフルーツを盛り付け、生クリームをボールから「ホイ!」
バリ旅行の朝食か!と思わせるパンケーキが目の前に。
コーヒーをカップに注ぎ、お手を拝借~☆「いただきます」
つくること
手を動かすと生きている感じがする。どこか、集中力が高まり、充実感もついてくる。
食べるために手を動かすんだけど、実は、「作ること自体が生きる活力になっている」のかもしれない。
その一日を感謝で満たすには、自分が生きていることを自分に気づかせる必要があるってことかな。
時間がなくて、お惣菜OK!
でも、疲れていたり、やる気が起きないときこそ
チチチチ・・
やかんを沸かしてみると、自分にも火が灯るかもしれませんね。
今日も、共に、この世界を楽しみましょう♪